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単語・文法解説(オーウェルの人間ガンジー論)


The essence of being human is that one does not seek perfection, that one is sometimes willing to commit sins for the sake of loyalty, that one does not push asceticism to the point where it makes friendly intercourse impossible, and that one is prepared in the end to be defeated and broken up by life, which is the inevitable price of fastening one’s love upon other human individuals. (Reflections on Gandhi, 1949)



[単語解説]

  • commit  commitという動詞は通常、commit suicideや、commit a crimeのように悪いことを犯すという意味で使われる。

  • asceticism  なかなか見慣れない単語だが、ガンジーを表すのに最適であろう。禁欲主義。形容詞はascetic /əˈsɛtɪk/

  • inevitable   evitは古い言葉で避けるという意味で、接頭辞(prefix)のinがついて意味が逆転する、そして接尾辞(suffix)はableなので、避けられない、不可避の、という意味になる。同義語としてunavoidable, inescapableはよく使われるので押さえておこう。

  • fasten  皆さんはファスナー(fastener)という言葉をよくご存じだと思う。元々は留めるという意味のfastenという動詞から来ている。ここでのfastening one’s love upon other human individualsは人の愛情を他の人間に注ぐ、という意味になる。

[文法解説]

  • この文章のthatは、名詞節を導く接続詞なので、that以下が補語になっている。thatが4回続く並列の構文にも注意。通常並列の最後にandが置かれ、これはここで文章が終わるよとの合図である。この連続する4つのthatの存在により、文章のリズムが出る。是非音読してこの文章のリズムを体感して欲しい。

  • 最後のwhichは関係代名詞の主格であるが、先行詞はなんだろうか?whichという関係代名詞は単語一つを受けることもあるし、文章全体を受けることもある。ここでは部分的に “to be defeated and broken up by life”を受けているであろう。受講生からは、4つの全てのthat節にかかっているのではないか、との素晴らしい質問も出たが、やはり文脈から最後のthat以下のみにかかっていると捉えるのが良いだろう。


次回は、上記を踏まえて、試訳に挑戦です!

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