Ikuya TakahashiJun 15, 20202 min今はなき日本の家族像に触れる一冊。『思い出トランプ』📚by 向田邦子『思い出トランプ』by 向田邦子 直木賞を受賞した短編の1つ、『花の名前』を読んで、言葉遣いと、その微妙な男女のやり取りに魅せられた。向田邦子は名前が喚起するイメージに非常にこだわった人だと言われている。ストーリーを読み終えたあと、なるほど、と思わず膝を打つ...
Ikuya TakahashiJun 14, 20202 minアイデンティティについて考えさせられる一冊。『台湾生まれ 日本語育ち』📚by 温又柔『台湾生まれ 日本語育ち』📚by 温又柔 国とは何か、言語とは何かを考えさせられる。
Ikuya TakahashiJun 12, 20201 min母語について考えさせられる一冊。『星条旗の聞こえない部屋』📚by リービ英雄『星条旗の聞こえない部屋』📚by リービ英雄 英語を母語とするアメリカ人。 幼少期を父親の仕事の関係で台北で過ごす。外国人が外国語(日本語)を使って書いた小説である。外国語であるが故に新鮮で、自分の母語について改めて考えさせられる。...
Ikuya TakahashiJun 9, 20201 minWordsmithを感じられる一冊。“4321” 📚by Paul Auster“4321” 📚by Paul Auster 866ページ、長編ついに読了。 Paul Austerは大学のゼミで扱ったぐらい好きな作家で、ほぼ全作品読んでいる。彼の魅力は何と言ってもその文体であろう。音読するとそのリズムの良さが際立つ。今回の作品...
Ikuya TakahashiJun 8, 20201 min実存主義を学ぶ一冊。“Les mots”📚by Jean-Paul SartreLes mots📚by Jean-Paul Sartre "l'existence précède l'essence” "existence precedes essence" 「実存は本質に先立つ」 価値、意義を引き出せる不変の本質などない。...
Ikuya TakahashiJun 7, 20201 minポストコロニアリズム理論を学ぶ一冊。“Orientalism”📚by Edward W. Said“Orientalism”📚by Edward W. Said This book is the canonical text of post-colonialism discourse. This book guided me to study at SOAS....
Ikuya TakahashiJun 6, 20201 min1920年代のパリを知る一冊。“A Moveable Feast” 📚by Earnest Hemingway “A Moveable Feast” 📚by Earnest Hemingway “If you are lucky enough to have lived in Paris as a young man, then wherever you go for the...